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2021年 振り返り
今日は2021年の大晦日。地元の熊本に帰省しているのだけど、やること無くてビビっているので光の森ゆめタウンのスターバックスでこの記事を書いている。
地味に毎年ふりかえりの記事を書いている(去年はコロナで気分が落ち込んでて書けなかった)ので、今年も一年のセーブポイントとして、頑張って書いてみようと思う。
仕事について
今年も引き続き、Goodpatchでクライアントワークをしつつ、サブプロジェクト的に以下のような仕事にも関わることができた。
- Goodpatch 10周年記念Webサイトの制作
- Goodpatch Engineer Principlesの策定
クライアントワークについて
今年は大きく3つのプロジェクトに関わらせてもらった。そのうち1つはフロントエンド開発を担当し、Next.jsを用いたWebサイトの構築を行なった。残り2つはいわゆる「DX」と呼ばれるようなプロジェクトなのだが、僕はプロトタイピングによってプロダクトの品質を向上する役割として入る機会が増えてきている。これは僕が以前からUXエンジニアとして活動していることもあり、体験設計やUI設計のフェーズからエンジニアとして関わることへの挑戦でもある。
3つのうち、1つは現在も進行中なのだが、まだまだプロトタイピングとして目に見える効果や結果を残せていないので、引き続き模索しながら良いプロダクトづくりに繋げていきたい。
Goodpatch 10周年記念Webサイトの制作
今年、最も印象に残っている仕事はこれかもしれない。自社が10周年を迎えるタイミングだったので、社内でさまざまな取り組みが行われ、僕は10周年記念Webサイトを制作するチームのディレクターとして関わらせてもらった。
今年の4月頃から動きだし、まずはチームメンバーを集めるところから始めて、コンセプトやコンテンツを検討をしたのが6月頃、7~8月でサイトのビジュアルデザインから実装という流れだった。僕自身Webサイトのディレクションをちゃんと経験したことが無かったので、色々と模索しながら制作を進めていった。(本当に壁にぶつかりまくって、3回ぐらい寝れないことがあった…w)
ディレクターとして企画を考えたり、社長にプレゼンしたり、チームとコミュニケーションを取ったり、本業のクライアントワークと掛け持ちだったので忙しかった。Webサイト自体はなんとか予定どおり9月1日に公開できたのだが、当日の朝までブラッシュアップを繰り返していた。
このプロジェクトは会社にとっても意義があるものだったけど、僕自身の仕事の幅を広げていく意味でも大変貴重な経験だったし、普段業務で関わらないようなメンバーとも関われて、学生時代の文化祭みたいで楽しかった。
企画からデザイン、実装まで100%内製。Goodpatch 10周年Webサイト開発の舞台裏|Goodpatch Blog グッドパッチブログ
Goodpatch Engineer Principlesの策定
Goodpatch Engineer Principles(通称:GpEP)は「Goodpatchのエンジニアにおける行動指針」なのだけど、去年から行動指針の策定を目標に活動を始めて、今年の9月頃にようやくv0.5として策定、社内への共有まで漕ぎ着けることができた。行動指針をつくるということも僕自身にとっては新しい試みで、どのように進めたら良いのか分からなかったのだけど、BXデザイナーに相談したり、有志のメンバーと毎週の定例で議論を繰り返しながら、一歩ずつ形にしていった。想定よりも多くの時間がかかってしまったが、その分メンバーやマネージャーの意見をしっかり反映したものに仕上げることができて良かったと思う。
バリューを体現する行動指針 Goodpatch Engineer Principles について – Goodpatch Tech Blog
来年もGpEPを軸に色々な組織施策が行われる想定なので、引き続き注力していく領域になると思っている。
プライベートについて
プライベートといいつつ、仕事に関わるような話もあるのだけど、今年は色々なことがあった。
Schooに登壇
去年書いたnoteがきっかけで、Schooというオンライン教育番組のSchooのディレクターの方から声をかけていただき、「UXエンジニアリングのはじめ方」というテーマで登壇させていただいた。「UXエンジニアリング」という領域はまだ世の中的にもちゃんとした定義がある訳ではないので、登壇すべきか迷ったのだけど、せっかくの貴重な機会なので挑戦してみることにした。世の中のUXエンジニアについて調べながら、自分の実体験をもとにお話しさせていただいた。
英語学習
今年の目標はTOEIC 700点だったのだけど、残念ながら達成することができなかった。とはいえ、今年は645点で記録を更新することができた。来年こそ700点を突破できるように頑張りたい。元々、英語は全くできない人間だったけど、継続は力なりで英語を学び続けることで少しずつではあるが上達している(はず)。そして、この英語力はエンジニアとして普段の業務にも十分活かせている実感があるので、今後も継続して勉強していくつもりだ。ただ、僕のレッスンを担当してくれていたお気に入りの先生が今年いっぱいで退職してしまったことがとても悲しい😭
結婚
あんまり色々な人には言っていないのだけど、今年の6月に入籍し、12月に結婚式を行なった(知る人ぞしる、あのインドで遠距離恋愛していた人です)
今年は結婚式の準備などで休日もバタバタしていたのだけど、ようやく一段落したので年末年始はゆっくり過ごしている。来年からは家庭と仕事の両立しながら、楽しく過ごせたらと思う。
個人開発
実は、今年のGWあたりから個人開発に挑戦し始めていた。夏場は会社の10周年で忙しかったのでしばらく止まっていたのだけど、9月から余裕ができたので再開している。
個人開発といっても直近は社内向けでの活用を目標としているので、すぐに外部に公開する想定はないが、MVPとしては、かなり形になってきており、社内の数人にも声をかけ、インタビューやフィードバックをもらえる段階まできている。年明けから社内テストを開始する予定なので、年末年始はその準備に時間を使っている。ちなみに技術スタック的にはReact, TypeScript, Recoil, Firebase周りを使っている。
2021年を振り返ってみて
今年は公私ともに慌ただしくも、非常に充実した一年を送れたと思う。
仕事に関しては、以前はフロントエンド開発がメインだったが、最近はディレクションやプロトタイピングなど明らかに幅の広がりを感じている。これはUXエンジニアとして社内外でデザインとエンジニアリングをテーマに活動していることも多分に影響していると思うが、まだまだ曖昧な状態なので模索は続く(いつの間にか社内でも新たにUXエンジニアを名乗るメンバーを増えてきている)
来年はよりデザインとエンジニアリングの領域を学びながら、独自価値を模索してきたいと思っている。ここ数年、デザインとエンジニアリングをテーマにUXエンジニアとして活動してきて、自分としては少しずつ目指してきた働き方ができているし、周りに同じような人が少ないので、良くも悪くも自分と周りを比較することが無くなってきている。先人が少ない分、自分が探索しなければいけない苦労もあるが、最近は世の中を見てもデザインとエンジニアリングの領域を横断する人やツールが増えてきているので、今後の期待は高まっている。
プライベートに関しては、来年から新たなステージに入るので楽しい家庭をつくれるように一人の人間として成長していきたい。また、個人開発に関しては今後どうなるかも分からないが、自分の一つの目標だったので来年は社内リリースに向けて頑張ります。
ということで、来年もよろしくお願いします!